2012年02月02日
水生生物
ぽけ子の娘が以前新江の島水族館で撮影しました(プチ親ばか自慢♪)
以前、沼津港深海水族館の石垣館長にお話を聞く機会を得た時、水に生きる生物のことを調べました。
石垣館長の記事は、こちら⇒ http://mishima-pocket.com/jiman/tatsujin/index.php?id=10
水生生物をその生活する位置と遊泳力(生活型)によって分類した場合、
●水面に位置するもの:ニューストン(水表生物)
●水中に位置するもの
遊泳能力があるもの:ネクトン(遊泳生物)
遊泳能力が乏しいもの:プランクトン(浮遊生物)
水底に位置するもの:ベントス(底生生物)
と分けられるそうです。実際には、その中間に位置すべきものが多く、それほど頻繁に使われることはないそうです。
ニューストンの代表としてはアメンボなど。
ネクトンは、大部分魚類がこれにあたります。
ベントスは、甲殻類と呼ばれる海老や蟹など。
中でも、興味を引かれたのはプランクトン。
プランクトンと言えば、生物の源、植物プランクトンや動物プランクトンという認識がありました。
しかし、ぽけ子が水族館の中でかなりお気に入りの生物“クラゲ”もこのプランクトンに属するのだそうです。
漢字にすると、水母とも海月とも…
全く遊泳能力がないわけではなく、時折泳いで水中を漂っています。
大量発生すると漁業関係者には、深刻な被害をもたらすこともありますが、水中を漂う様を観ていると、なんだかとても落ち着いてきます。
日本大学の海洋生物資源科学科 広海 十朗教授が、「海洋動物クラゲ類のヒーリング(癒し)効果の科学的検証」という研究結果を発表されています。
⇒ http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~ken-jimuka/H19/H19gakuzyutsukouen/3.hiromi.pdf
少し心が落着かない時は、お近くの水族館へ“クラゲ”などを観に行かれるのはいかがでしょうか?
『沼津港深海水族館』公式HP⇒ http://www.numazu-deepsea.com/